治療の中断は歯を寿命を短くします!
2020年1月8日 (水)
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こんにちは、受付の谷口です!
あけましておめでとうございます(‘ω’)ノ今年もスマイル歯科をよろしくお願いいたします。
みなさんは歯医者の治療が終了するまで通院されたことはありますか?!
私は…1人で歯医者に通うようになってからはたぶんありません…(笑)
痛みがおさまってしまうと、どうしても足が遠のいてしまうんですよね( ;∀;)
あの音!匂い!いやですよね。それにどうしても痛いイメージがあります。
ですが!治療の中断は歯の寿命を短くします!
「痛くないからもういいや」はとても危険です。
歯科医院の役目は、虫歯や歯周病などによる「お口の痛み」を取り除くこと。
しかし、実際にはそれだけではなく、歯の寿命が短くなったりしないよう、将来のことを考えた処置もしています。
そう、痛みがなくなったからといって治療を中断してしまうと、いずれ歯を失い、美味しく食事ができなくなってしまうのです。。。
「つめもの」や「かぶせもの」が仮のまま
虫歯の治療では、患部を保護したり見た目が悪くならないよう、仮のものをつめたりかぶせたりすることがあります。
一見すると「もう治った」ように見えますが実はそのまま放置すると、新しい虫歯ができるリスクが格段に高くなります。
仮のもの、あくまで仮。精度が非常に低く、接着も弱いため、隙間から簡単に虫歯菌が入り込み、見えないところで虫歯が進行していきます。
「痛い!!!」と感じる頃には、虫歯が大きく進行し、寿命が著しく短くなってしまってることも珍しくありません。
神経をとった歯がそのまま
虫歯が進行して神経にまで達すると、痛みが生じます。
そこで神経を除去する治療を行いますが、実はそれだけでは虫歯は治っていません。
神経をとれば痛みは感じなくなりますが、虫歯はそのままの状態。
つまり、最後まで処置せずに放置すると、痛みのないまま虫歯がどんどん進行し、歯がボロボロになっていくのです。
やがては歯が折れてしまったり、虫歯菌が顎の骨にまで到達して、非常に激しい痛みの原因になります。
神経をとり覗いたら、必ず最後まで治療しましょう!
歯周病治療(歯石取り)がそのまま
歯周病治療のために歯石を取り除きますが、これは単なる「掃除」ではありません。
歯石には何億という歯周病菌が生息しており、これが歯周病を引き起こす原因になっています。
特に歯ぐきの中にできた歯石は、放置すると確実に歯を支える骨を溶かします。
目に見えず、自覚症状も少ないからと言って途中で治療を中断すると、確実に歯の寿命を短くすることになります。
歯を抜いてそのまま
虫歯や歯周病が進行した歯は、残念ながら役割を終えているため、やむを得ずその歯を抜くことがあります。
しかし、そのまま放置してしまうと残された歯に影響が及びます。
歯はみなさんが思っている以上に、簡単に動きます。
歯を失うと空いた部分にその両隣の歯が傾き始めます。
そして、噛みあうはずの歯がなくなったことで、反対側の歯が飛び出してくるのです。
歯が動き、隙間が生まれると、細菌が溜まって虫歯や歯周病になりやすく
また嚙み合わせがおかしくなることで、食べ物が噛みにくくなったり、あるいは、
肩こりや頭痛といった症状を引き起こすことがあります。
「これで治療は終了です!」そうお伝えするまでは、しっかり通院をお願いします。
無駄な治療は一切行いません( ;∀;)
すべてはみなさんの歯を末永く守り、一生美味しく食事ができるようにするための処置です。
ご不明点などありましたら、丁寧にご説明させていただきます。
もし、治療途中でそのままの歯があるならこれを機にぜひ治療を再開していただけますよう
よろしくお願いいたします。