全体的な歯並びのガタつきが気になる
10代女性の矯正症例紹介
今回ご紹介する患者様は、全体的な歯並びのガタつきを気にされて来院されました。矯正検査の結果、「叢生Ⅰ級」と診断しました。
成長期であることや親知らず(8番)の位置、歯を並べるために必要なスペースなどを総合的に検討し、できるだけ抜歯本数を抑える治療計画を立案しました。
まず拡大床装置を約5か月間使用して歯を並べるスペース確保のために歯列を拡大しました。その後ワイヤー矯正へ移行し、開始時に上顎左右の第二大臼歯(7番)を抜歯。約12か月間で歯並びと噛み合わせを整えました。
ワイヤー矯正終了後はマウスピース型矯正装置(インビザライン)へ切り替え、このタイミングで、下顎左右の智歯(8番)を抜歯し、細かな歯の位置や噛み合わせの仕上げを行いました。
本症例では、成長期と親知らずの位置関係を活かし、上顎の7番を抜歯することで、親知らず(8番)が7番の位置へ移動・萌出するスペースを確保しました。その結果、上下左右の第一小臼歯4本を抜歯する方法ではなく、上顎左右の7番と下顎左右の8番、計4本の抜歯で治療を進めることができました。
また、拡大治療・ワイヤー矯正・インビザラインを適切なタイミングで組み合わせることで、小臼歯抜歯を行う矯正治療と比較して治療期間の短縮にもつながりました。
成長期のタイミングや親知らずの萌出まで考慮して治療計画を立てることで、患者様の負担に配慮しながら、良好な歯並びと噛み合わせを獲得できた症例です。
治療前後の比較
矯正術前:正面

矯正術後:正面

矯正術前:右側

矯正術後:右側

矯正術前:左側

矯正術後:左側

矯正術前:上顎

矯正術後:上顎

矯正術前:下顎

矯正術後:下顎

矯正術前:前歯部あおり

矯正術後:前歯部あおり

矯正術前:オーバージェット

矯正術後:オーバージェット

| 主訴 | 全体的な歯並びのガタつきが気になる |
|---|---|
| 治療期間 | ・拡大床:5か月 ・ワイヤー矯正:12ヶ月 ・インビザライン:7か月 |
| 治療費用 | 440,000円(税込) |
| 治療内容 | 患者様は、全体的な歯並びのガタつきを気にされて来院されました。矯正検査の結果、「叢生Ⅰ級」と診断しました。
成長期であることや親知らず(8番)の位置、歯を並べるために必要なスペースなどを総合的に検討し、できるだけ抜歯本数を抑える治療計画を立案しました。 まず拡大床装置を約5か月間使用して歯を並べるスペース確保のために歯列を拡大しました。その後ワイヤー矯正へ移行し、開始時に上顎左右の第二大臼歯(7番)を抜歯。約12か月間で歯並びと噛み合わせを整えました。 ワイヤー矯正終了後はマウスピース型矯正装置(インビザライン)へ切り替え、このタイミングで、下顎左右の智歯(8番)を抜歯し、細かな歯の位置や噛み合わせの仕上げを行いました。 本症例では、成長期と親知らずの位置関係を活かし、上顎の7番を抜歯することで、親知らず(8番)が7番の位置へ移動・萌出するスペースを確保しました。その結果、上下左右の第一小臼歯4本を抜歯する方法ではなく、上顎左右の7番と下顎左右の8番、計4本の抜歯で治療を進めることができました。 また、拡大治療・ワイヤー矯正・インビザラインを適切なタイミングで組み合わせることで、小臼歯抜歯を行う矯正治療と比較して治療期間の短縮にもつながりました。 成長期のタイミングや親知らずの萌出まで考慮して治療計画を立てることで、患者様の負担に配慮しながら、良好な歯並びと噛み合わせを獲得できた症例です。 |
| リスク・副作用 | ・矯正費用には、矯正以外の一般的な歯科治療費や親知らずの抜歯費用、開窓術などの外科的処置料(自費)は含まれません。
・矯正治療はむし歯や歯周病のリスクが高くなるため、矯正治療とは別日で、3ヵ月に1度の定期検診とメンテナンスを推奨しています。定期検診、メンテナンス日は別途保険診療での治療費がかかります。 ・協力度(来院、歯磨き、顎間ゴムの使用など)が治療期間や結果に影響を与えます。 ・協力度が低く、進捗状況が一定以上遅れてしまい、改善が難しい場合は、治療を中止させていただく場合があります。 ・矯正治療費は特別な理由がない限り、返金には対応できません。 ・矯正治療中に起こりうることの説明 ○食事に時間がかかり、歯ごたえがあるものは食べにくくなります。 ○歯の移動に伴う痛みや、装置による口内炎が生じる場合があります。 ○関節音、開口障害、頭痛、耳鳴り、筋の硬直などが生じる場合があります。 ・下記の理由にて再診断の上で治療計画を変更する場合があります。 ○矯正装置の材質によるアレルギー ○歯の癒着(歯の根と骨が癒着していて歯が動かない) ○成長に伴う顎の不調和などの理由による外科的処置が必要となった場合 ○異常習癖(指しゃぶり、歯ぎしりなど)の影響が強い場合やその他の予期せぬ理由 ・矯正治療後に起こりうることの説明 ○歯の移動に伴い、歯肉の退縮や歯根が短くなることがあります。 ○歯肉退縮によるブラックトライアングル(三角形の隙間)ができることがあります。 |