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矯正治療を検討中の方の中には、インビザライン矯正とワイヤー矯正で迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。インビザライン矯正とワイヤー矯正には様々な違いがありますが、症例によっては向き不向きがあり、矯正期間に差が出ることもあります。
今回はインビザライン矯正とワイヤー矯正の期間の違いについて、メリット・デメリットも踏まえて解説していきます。
インビザライン矯正とワイヤー矯正の平均的な治療期間は以下の表の通りです。
インビザライン矯正 | 2~3年 |
---|---|
ワイヤー矯正 | 1.5~3年 |
これはあくまで平均であり、治療期間は矯正方法ではなく歯並びや噛み合わせの状態、治療計画に大きく左右されます。一般的にワイヤー矯正のほうが歯にかかる矯正力が強いため、インビザライン矯正よりも早く終わるケースが多いですが、重度の不正咬合の場合はワイヤー矯正でも長期間の治療が必要です。
また、インビザライン矯正はマウスピース1枚につき約0.25㎜ほどしか歯が動かせないため、歯を大きく動かさなければいけない症例に関しては期間が長くなります。しかし、軽度の矯正であれば、インビザライン矯正でも半年程度で治療が完了する場合もあります。
インビザライン矯正とは、アメリカのアライン・テクノロジー社によって開発された矯正方法で、透明なプラスチック製のマウスピースを用いて治療を行います。3Dスキャンを基に作られたカスタムメイドのマウスピースを患者さま自身で1〜2週間ごとに交換し、少しずつ歯を動かします。
インビザラインでは症例に応じて様々なプランがあり、特に軽度の不正咬合の場合には半年ほどの短期間できれいな歯並びを目指すことができます。
ワイヤー矯正とは、ブラケットとワイヤーを使って歯を少しずつ動かす一般的な歯列矯正方法です。歯の表面に金属のブラケットを接着し、それをワイヤーで連結して圧力をかけ、計画的に歯並びを整えます。
矯正力が高く、抜歯を必要とする複雑な症例や大きな移動が必要な場合にも対応しやすいのが特徴です。
インビザライン矯正とワイヤー矯正の違いについてご説明します。
費用に関しては、期間と同じように症例によって異なります。インビザライン矯正は軽度の症例で40〜60万円、重度の症例では80〜120万円と差が大きいです。ワイヤー矯正の場合もインビザライン矯正と同様に、60〜170万円と幅広いです。
ワイヤー矯正の場合は表側矯正か裏側矯正か、ブラケットに使用する素材によっても費用が大きく変わってきます。
インビザライン矯正は透明のプラスチック製のマウスピースを使用するため、見た目に大きな影響がありません。また、マウスピースの厚さは0.5㎜ほどでとても薄いため、違和感が少ないことも特徴です。一方で、ワイヤー矯正は金属製のブラケットとワイヤーが歯の表側にあるのでとても目立ちます。
見た目が気になる方はクリアブラケットや白いワイヤーで矯正することも可能ですが、金属のブラケット・ワイヤーと比較して高額になる場合が多いです。
インビザライン矯正で使用するマウスピース1枚あたりの歯の移動量は0.25㎜程と、とても少なく、矯正力も歯列全体にかかるため痛みは比較的軽いです。また、装置に金属がなく、口内の擦れや口内炎が少ないのも特徴です。ただし、新しいマウスピースに交換した直後は、数日間圧迫感や軽い痛みを感じることがあります。
ワイヤー矯正はワイヤーを締めたり調整した直後は、歯に強い矯正力がかかり、インビザラインよりも痛みを感じやすいです。また、ブラケットやワイヤーが頬や唇に当たって口内炎ができることがあります。
インビザライン矯正の場合、マウスピースは取り外し可能なので、食事のときは外して好きなものを食べることができます。装置が汚れる心配はありませんが、食後は歯磨きをしてから再装着する必要があります。
また、マウスピースをつけているときは虫歯や色素沈着、装置破損のリスクを減らすために、水以外の飲食は避けなければなりません。
ワイヤー矯正は固定式の装置を使用するため、食事中も取り外すことはできません。硬い食べ物や粘着性のあるものはワイヤーが外れたりブラケットが壊れたりするリスクがあるため避ける必要があります。
また、装置の間に食べ物が詰まりやすいため、食後は丁寧な歯磨きと歯間ブラシやフロスも活用するようにしましょう。
インビザライン矯正は自身で取り外しが可能ですが、1日22時間以上の装着時間が推奨されているため、装着時間の管理が必要です。また、1〜2週間に1度、忘れずに新しいマウスピースに交換しなければなりません。加えて、取り外しの際には必ず専用のケースに入れて破損や変形、紛失しないように心がけましょう。
ワイヤー矯正は自身で取り外せないため、1ヶ月に1度ワイヤーの交換や調整の際には必ず歯科医院へ通院しなければなりません。
どちらの方法も、虫歯や歯周病のリスクを減らすために、口腔ケアを徹底する必要があり、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることも大切です。
どちらも歯並び自体は美しく仕上がりますが、インビザライン矯正は計画通りに進めば問題ありませんが、ワイヤー矯正に比べると細かい噛み合わせの調整はやや劣ります。必要に応じてワイヤー矯正を併用することもあります。
ワイヤー矯正は強い矯正力をかけられるため、複雑な症例や大幅な歯の移動にも対応しやすく、細かい調整が可能です。そのため、特に難しいケースでは仕上がりが安定しやすいです。
仕上がりは歯科医師の技術、症例に合った矯正方法の選択が重要です。
インビザライン矯正のメリット・デメリットをご紹介します。
ワイヤー矯正のメリット・デメリットをご紹介します。
インビザライン矯正が向いている方は以下のような方です。
ワイヤー矯正が向いている人は以下のような人です。
一般的には治療期間だけでみると矯正力の強いワイヤー矯正のほうが治療期間が短くて済む場合が多いです。しかし、インビザライン矯正、ワイヤー矯正のどちらにもメリット・デメリット、向き不向きな症例がありますので、自分の症例に合う矯正方法が知りたい方は歯科医院でのカウンセリング・精密検査を受ける必要があります。
三ツ境駅前スマイル歯科では豊富な知識と経験を持つ歯科医師が患者様のご要望に合わせて複数の治療計画をご提案します。
インビザライン矯正とワイヤー矯正、どちらが向いているのかお悩みの方はぜひ、三ツ境駅前スマイル歯科にご相談ください。新規の矯正相談はLINEから承っております。※ご相談は横浜近隣にお住まいの方限定となります