インビザライン矯正中は頭痛がする?原因と予防法・対処法を解説 COLUMN

2025.08.29

インビザライン矯正中は頭痛がする?原因と予防法・対処法を解説

インビザライン矯正を検討中の方の中には頭痛が発生することがあると心配している方も多いでしょう。実際、矯正治療中は歯の移動や噛み合わせの変化によって一時的な痛みや頭痛が起こることがあります。

しかし、適切な対策を講じることで、頭痛を最小限に抑えることが可能です。今回はインビザライン矯正中の頭痛の原因や予防法、対処法について詳しく解説します。

インビザライン矯正中に頭痛が起こることはある?

インビザライン矯正中に頭痛が起こることはある?

結論から言うと、インビザライン矯正によって頭痛が引き起こされることはあります。その原因について3つご紹介します。

咬合関連症

インビザライン治療中に頭痛が生じる大きな原因は、治療過程での「噛み合わせの変化」によるものがあります。インビザラインはマウスピースを使用して歯を少しずつ移動させることで歯並びを整えます。

この過程で歯や顎の位置が変化し、噛み合わせが徐々に調整されることで、顎や口周りの筋肉に影響を与えることがあります。これが頭痛を引き起こす要因になるのです。咬合関連症とは、噛み合わせの乱れや不自然な噛み合わせが原因で、顎の筋肉や関節に過度な負担がかかることで発生する症状です。

治療が進む中で噛み合わせが徐々に調整されることによって、最初は噛み合わせが不安定な状態となり、顎や顔の筋肉にストレスがかかり、それが頭痛を引き起こします。特に治療の初期段階では顎の筋肉や顎関節に負担がかかりやすく、頭痛が生じることが多いです。

筋緊張性頭痛

インビザライン治療中に多く見られる頭痛のタイプは、「筋緊張性頭痛」です。筋緊張性頭痛は、首や肩、顔面の筋肉が過度に緊張することで、頭部にも痛みが生じるタイプの頭痛です。アライナーを装着すると、歯や顎に一定の圧力がかかります。この圧力が顎の筋肉や顔の筋肉に影響を与え、筋肉が過度に緊張することで頭痛が引き起こされることがあります。

また、歯が動くことによる痛みで食いしばりが発生することも頭痛につながります。特に、インビザラインを装着した直後は顎の筋肉に違和感を感じることが多いため、その影響で筋肉がさらに緊張し、頭痛が発生しやすくなります。通常、筋緊張性頭痛は治療が進むにつれて軽減されることが多いですが、初期段階では強く感じられることがあります。

頭痛が起こるのはインビザライン以外の矯正方法でも同様

インビザライン治療による頭痛は、この治療方法特有のものではなく、他の矯正治療でも同様の問題が生じることがあります。例えば、従来のワイヤー矯正の場合は、インビザラインよりも歯にかかる矯正力が大きいため、歯の移動による噛み合わせの変化や、顎の筋肉への負担も大きく、頭痛が生じる可能性は高いです。すべての矯正治療は、理想的な歯並びへの過程で歯や顎に圧力をかけるため、噛み合わせや顎の動きが一時的に不安定になることがあります。

このため、インビザラインを含むすべての矯正治療において、顎の筋肉に過度な緊張がかかることで頭痛が発生することがあるのです。特に、不正咬合が重度で矯正治療によって噛み合わせが大きく変化する場合は、顎関節や筋肉に負担がかかり、その結果として頭痛が引き起こされる場合が多いでしょう。

インビザラインによる矯正治療のメカニズムは、他の矯正方法と基本的には同じです。そのため、頭痛の原因も共通しており、治療法に関わらず適切な対策を講じることが必要です。

インビザライン矯正中に頭痛が起こりやすいタイミング

インビザライン矯正中に頭痛が起こりやすいタイミング

インビザライン矯正中に、頭痛が引き起こりやすいタイミングを5つご紹介します。

マウスピースを初めて付けたタイミング

マウスピースを初めて付けた際には、今までなかった矯正力が歯に加わり、頭痛が生じることが多くあります。歯の位置を急激に変えるため、顎や歯にかかる圧力が増し、それが原因で顎関節や周辺の筋肉に負担がかかるからです。

特に、マウスピースを初めて装着した時には、顎の筋肉が慣れない圧力に反応し、緊張を引き起こすことが多いです。これにより、頭痛や顎の疲れを感じることがあります。

新しいマウスピースに交換したタイミング

インビザラインでは、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。このタイミングでも頭痛が生じることがあります。新しいマウスピースは、前回のマウスピースよりも歯を動かす力が少し増しています。この圧力の変化によって、顎関節や筋肉に新たな負担がかかり、その結果として頭痛が引き起こされることがあります。また、歯の動きが急激な場合や予想以上に圧力が強い場合も、頭痛が生じやすいです。

マウスピースにゴムかけをしたタイミング

インビザラインでは、歯の動きを補助するためにゴムかけ(エラスティック)を使用することがあります。このゴムかけは、歯をより効率的に動かすためにマウスピースでは不十分な圧力を加えるものですが、これが頭痛の原因となることがあります。ゴムかけによって歯や顎にかかる圧力が一気に増すため、顎関節に負担がかかり、それが頭痛を引き起こすことがあります。特に、ゴムかけが強すぎたり、長時間使用したりすると、頭痛が強くなる可能性があります。

硬いものを噛んだタイミング

インビザライン矯正中の食事は基本的にマウスピースを外して行いますが、マウスピースを外していても歯の根っこが不安定で、歯が動きやすい状態であることに変わりはありません。この状態で、せんべいやピーナッツなどの硬い食べ物を噛むと、噛む力が刺激となり、頭痛が生じやすいので注意が必要です。

ストレスを抱えているタイミング

ストレスを抱えていると、無意識に歯を食いしばってしまい、それが頭痛につながることがあります。日常生活での肉体的・身体的なストレスを食いしばりによって一時的に鎮めようとしているのです。食いしばりによる歯への力は矯正力の何倍にもなる上に、ストレスによって神経が過敏になっている状態では、より頭痛による痛みを感じやすいでしょう。

インビザライン矯正中の頭痛の予防法・対処法

インビザライン矯正中の頭痛の予防法・対処法

インビザライン矯正中に頭痛が発生した場合の対処法・予防法をご紹介します。

筋肉の緊張をほぐすマッサージをする

インビザライン矯正中に頭痛が生じる主な原因の一つは、顎や首、肩の筋肉の緊張です。特に、歯や顎にかかる圧力が強くなると、顎の筋肉が過度に緊張し、その緊張が頭痛を引き起こすことがあります。このような筋肉の緊張をほぐすためには、正しい姿勢を心がけ、首や肩を冷やさないようにしましょう。

また、首や肩、顎の関節部分(エラのあたり)を優しくマッサージすることで緊張が緩和され、痛みを軽減することにつながります。湯船に浸かった状態で筋肉を温めながらマッサージを行うことも有効的でしょう。マッサージを行う際には、過度な力をかけないようにしましょう。

硬い食べ物を避ける

インビザラインの治療中は、歯や顎に強い圧力がかかるため、硬い食べ物を噛むと顎に余計な負担がかかり、それが頭痛の原因になることがあります。矯正中はせんべいやナッツ、硬いパンなど、歯や顎に負担のかかる硬い食べ物は避け、柔らかい食事をとるようにしましょう。また、咀嚼回数が増えるような噛み切りにくい物も避けるのがよいでしょう。

頭痛薬を服用する

矯正中の頭痛によって日常生活に支障が出る場合には、鎮痛剤を服用することも効果的です。歯科医師に相談することで鎮痛剤を処方してもらえることもありますが、市販の鎮痛剤・頭痛薬を服用しても構いません。通常、矯正中の痛みは徐々に軽減することが多いですが、痛みが続く場合には歯科医師に相談しましょう。また、服用前には必ず使用説明書を確認し、推奨された用量を守るようにしましょう。

インビザラインを始める上で頭痛が不安な方は、
横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください

三ツ境駅前スマイル歯科

今回はインビザライン矯正により生じる頭痛の原因や対処法をご紹介しました。治療中に歯や顎にかかる矯正力が原因となり、頭痛が生じる場合が多いですが、これはインビザラインに限らず、他の矯正方法でも同じです。マッサージを取り入れたり、食事を気を付けることで頭痛を軽減することにつながります。

三ツ境駅前スマイル歯科では、知識と経験豊富な歯科医師が患者様のお悩みやご不安をお聞きした上で、ご要望に合わせた治療法をご提案します。インビザライン矯正による頭痛など、ご不安なことがある方はぜひ、三ツ境駅前スマイル歯科にご相談ください。LINEでお口の写真を送っていただくと。オンラインでの矯正相談も可能です。

※ご相談は横浜近隣にお住まいの方限定となります

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