歯ぎしり癖があってもインビザラインはできる!歯ぎしりの改善方法も COLUMN

2025.06.20

歯ぎしり癖があってもインビザラインはできる!歯ぎしりの改善方法も

インビザライン矯正を検討中の方の中には、歯ぎしりを気にされているかたもいらっしゃると思います。

歯ぎしり癖があると、インビザラインの効果に不安を感じることもありますが、実は歯ぎしり中でもインビザライン治療は可能です。

今回は、歯ぎしりを改善する方法や対策、治療中に気を付けるべきポイントについて解説します。

歯ぎしり癖があっても
インビザライン矯正はできる

歯ぎしり癖があってもインビザライン矯正はできる

歯ぎしりがある方でもインビザライン治療は可能です。

しかし、歯ぎしりが強いとマウスピースに負担がかかり、破損や治療効果への影響が生じることがあります。

そのため、インビザライン矯正とともに、歯ぎしりを改善する方法を取り入れることが大切です。

治療中は歯科医師にも相談し、その時の状態に合わせた対策をすることが重要です。

歯ぎしりによってインビザラインが壊れたときの対処法

歯ぎしりによってインビザラインが壊れたときの対処法

インビザライン治療中に歯ぎしりでアライナーが破損した場合、まずは歯科医院担当に連絡しましょう。

破損したアライナーを使用し続けると適切な力を歯に伝えられないため、治療の進行に悪影響を及ぼす可能性があります。

しかし、長時間アライナーを装着しない状態が続くと後戻りしてしまいます。

一般的には1つ前のアライナーを代替えとして使用するケースが多いので、1つ前のマウスピースは捨てないようにしましょう。

治療計画の見直しや、必要に応じて新しいアライナーを製作することがありますが、新しいアライナーが届くまでには1ヶ月ほどかかる可能性もあるので、その間の治療方法に関しては、担当の歯科医師の指示に従うようにしましょう。

そもそも歯ぎしりの原因とは?

そもそも歯ぎしりの原因とは?

歯ぎしりの原因には、主に以下の5点が挙げられます。

ストレス

日常生活での精神的・肉体的なプレッシャーやストレスが無意識の歯ぎしりを誘発していることがあります。

歯ぎしりをすることで一時的に痛みやストレスを逃そうとしていると考えられます。

歯並びや噛み合わせの悪さ

歯並びや噛み合わせの悪さによって顎の位置が安定せず歯ぎしりの原因になることがあります。

特に噛み合わせが悪いと、無意識にバランスを取ろうとする力が働き、歯を擦り合わせる原因になります。

この状態が続くと、歯や顎関節にダメージを与え、痛みや歯の摩耗が進行します。

眠りが浅い(睡眠時無呼吸症候群など)

眠りが浅いことも歯ぎしりの原因になります。

深い睡眠状態では筋肉がリラックスしているため、歯ぎしりの発生は抑えられます。

しかし、睡眠が浅い状態では筋肉が緊張を高め、無意識に歯ぎしりを誘発してしまうのです。

また、無呼吸状態になると、呼吸を再開しようと脳が覚醒し、その際に顎の筋肉が収縮して歯ぎしりが発生します。

さらに、酸素不足により交感神経が活性化し、筋肉の緊張が高まることも原因の一つです。

集中時の習慣

作業や考え事に没頭すると無意識に歯を噛みしめてしまいます

原因としては、無意識に緊張が高まり、顎の筋肉が硬直するためです。

特にデスクワークや考え事をしているときには、ストレスや集中によって交感神経が優位になり、歯ぎしりの習慣が起こりやすくなります。

この無意識の噛みしめは、ストレス発散や集中力維持のための反射的な行動とも考えられています。

全身に力を入れるとき

全身に力を入れるとき、筋肉に無意識の緊張が伝わり、特に顎の筋肉が収縮するためです。

例えば、重い物を持つときやスポーツで踏ん張る際、身体全体の力が噛みしめに集中しやすくなります。

歯ぎしりは歯に悪影響を与える

歯ぎしりは歯に悪影響を与える

歯ぎしりが歯に与える影響をご紹介します。

歯がすり減る

歯がすり減る

歯ぎしりによって上下の歯が強い力で繰り返し擦れ合うことで、徐々に歯がすり減ってしまいます。

一目見てわかるほど噛み合わせの面が顕著に平らになる方もいらっしゃいます。

また、歯の摩耗だけでなく、歯が欠けたり折れてしまうこともあるので注意が必要です。

知覚過敏が進行する

知覚過敏が進行する

歯の一番外側はエナメル質と呼ばれる硬い層で覆われています。

しかし、歯ぎしりによる強い摩擦でエナメル質が削れてしまうと、内部の象牙質が露出するため知覚過敏が進行してしまうのです。

象牙質には細い管(象牙細管)があり、ここに外部から刺激が伝わると神経が反応して痛みを感じます。

また、歯ぎしりによる圧力で歯根部分に微細な亀裂が入ると、そこからも刺激が伝わりやすくなります。

詰め物が取れやすくなる

詰め物が取れやすくなる

歯ぎしりによる強い咬合力と繰り返しの摩擦が原因となり、詰め物が取れやすくなる可能性もあります。

歯ぎしりは通常の噛む力よりもはるかに強い圧力が歯にかかってしまうので、詰め物や被せ物そのものが破損してしまったり、接着部分に負担が集中して接着剤が劣化したり、微細なズレが生じて詰め物が浮いてしまいます。

インビザライン矯正中に
歯ぎしりを改善する方法

インビザライン矯正中に歯ぎしりを改善する方法

インビザライン中に歯ぎしりを改善する方法を3つご紹介します。

舌のポジションを正す

舌のポジションを改善することで、歯ぎしりが軽減される可能性があります

正しい舌位は上あごに舌を付けた状態で、これにより口腔内の圧力が均等になり、下顎の安静位になります。そのため、無意識の噛みしめや歯ぎしりを抑えやすくなります。

つまり、舌の位置を改善することで歯ぎしりの原因を間接的に解消できることになるのです。

ストレスを溜めない

日常生活での精神的・肉体的なストレスが無意識の歯ぎしりを誘発してしまいます。

ストレスを溜めないように、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動をしたり、副交感神経を優位にしリラックスできる深呼吸や瞑想を行ったり、自分の好きなものに触れる趣味の時間を持つことが大切です。

睡眠環境を見直す

睡眠中にも歯ぎしりをしてしまう方は睡眠環境を見直すことが必要です。

枕やマットレスなどの寝具を見直したり、眠る前の部屋の明るさ、温度や湿度の調整も効果があります。

また、眠る前にスマートフォンやPC、テレビなどの画面から光を浴びると、目がさえて覚醒度が上がり、寝つきが悪くなってしまいます。

少なくとも寝る前の30分間は画面を見るのは控えましょう。

睡眠環境の改善は歯ぎしりなど身体への効果だけでなく、心の健康にもつながります。

歯ぎしり癖がありインビザラインができるか不安な方は、
横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください

三ツ境駅前スマイル歯科

歯ぎしりは、歯の摩耗や知覚過敏の進行など、お口の中に様々な影響を与えます。

インビザラインで使用するマウスピースが破損してしまうことも少なくありません。

日常生活の中に原因がある場合も多いですが、生活習慣を見直すことが改善につながることもあります。

改善方法を取り入れることでインビザライン矯正への影響も減らせるでしょう。

三ツ境駅前スマイル歯科では、矯正治療だけではなく、むし歯治療や歯ぎしり・食いしばりの改善などお口のトータルサポートをさせていただきます。

歯ぎしり癖があり、インビザラインができるか不安な方はぜひ、三ツ境駅前スマイル歯科にご相談ください。

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※ご相談は横浜近隣にお住まいの方限定となります

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