医療コラム COLUMN

インビザラインの見た目ってどう?目立つ?写真付きで徹底解説

透明なマウスピース型矯正装置であるインビザラインは、装着していても非常に目立ちにくく、自然な笑顔を保つことができます。 見た目を気にせず歯列矯正を進めたい方におすすめのインビザラインの見た目や特徴を詳しく解説します。 インビザラインの見た目は目立つ? インビザライン着用時の見た目 インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置で、従来のワイヤー矯正と比べて非常に目立ちにくいです。透明な素材で作られているため、近距離で見ても装置がほとんどわかりません。 そのため、会話中や写真撮影の際にも自然な見た目を保つことができます。また、取り外し可能な点も大きな特徴で、特別なイベント時には外すことも可能です。 ただし、インビザラインにもアタッチメントと呼ばれる小さな突起を歯の表面に装着する場合があり、特に前歯に装着すると少し目立つことがあります。それでも、一般的にはワイヤー矯正よりも審美性に優れた選択肢と言えます。 ワイヤー矯正着用時の見た目 ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着するため、特に金属製の場合はかなり目立ちます。最近では、セラミックや樹脂を使った目立ちにくいブラケットも選べますが、完全に見えなくすることは難しいです。 総合的に見て、矯正中の見た目を気にする場合、インビザラインは非常に優れた選択肢ですが、重度の症例にはワイヤー矯正が適している場合もあります。 インビザラインの見た目が気になる理由 インビザライン治療の際、見た目が気になる要素について、以下の4点を解説します。 1.アタッチメント アタッチメントとは、歯とアライナーをしっかりフィットさせて歯の動きをサポートするための小さな突起物です。 歯の色に近いレジンで作られているため、色自体は目立ちにくいものの、歯に立体感が出るため光の加減で目立つことがあります。 特に前歯部分では、アタッチメントが影を作り、見た目に影響することがあるため、気になる方も多いようです。また、アタッチメント周辺はコーヒーやカレーなどの飲食物によって着色しやすいため、定期的なクリーニングが推奨されます。 2.顎間ゴム 顎間ゴムは、上下の歯を引っ張る役割を果たすゴムで、矯正中のある期間のみ装着されます。 これを装着することで、口を大きく開けた時にゴムが見えるため、気にする人もいますが、透明に近いゴムを使用することで、目立ちにくくすることも可能です。顎間ゴムは必要な時期のみの装着なので、重要な予定がある場合は装着時期を調整できることもあります。 3.リテーナーの着色 リテーナーは、治療後に歯並びを維持するために使われる透明なマウスピース型の装置です。通常は目立ちませんが、長期間使用するため、アライナーと違って交換の頻度が少なく、使い続けると透明感が失われて着色することがあります。 着色は色付きの飲料や食事が原因となるため、リテーナーを外すタイミングや洗浄方法に注意が必要です。リテーナーをきれいに保つためには、歯磨き後に流水と柔らかいブラシで洗浄することが推奨されます。 4.抜歯した場合の歯間 インビザライン治療では、抜歯が必要な場合、特に小臼歯を抜くことが一般的です。抜歯後は一時的に隙間が目立ち、笑った際にこの隙間が見えてしまうことがあります。 治療が進むにつれて、歯がゆっくりと動いてその隙間を埋めるため、半年から1年ほどで隙間が目立たなくなってきます。抜歯後すぐにアライナーを装着することはできないため、その間は隙間が目立つ可能性がありますが、これは治療の進行とともに解消されます。 このように、インビザライン治療ではアタッチメントやゴムの使用、リテーナーの変色、抜歯による隙間が見た目に影響を与えることがありますが、多くの場合は治療の一環として適切なケアを行うことで軽減されます。 抜歯するとインビザラインの見た目が目立つ? インビザラインで抜歯を行うと、見た目にどのような影響があるのかについて、以下の5つの観点から解説します。 ①抜歯直後 抜歯直後は、歯がない部分が顕著に目立ちます。特にインビザラインは透明なマウスピースで歯を覆うため、抜歯した箇所の隙間が強調されることがあります。 多くの場合、小臼歯(前から4、5番目)が抜かれることが多く、この部分は笑ったり話したりする際に見えるため、初期段階では少し気になるかもしれません。 ②抜歯半年後 治療が進むにつれて、歯が徐々に移動し、隙間が縮まります。半年ほど経過すると、歯間の空白はかなり目立たなくなります。 ただし、歯並びや治療プランによっては、完全に隙間が埋まるまでにもう少し時間がかかるケースもあります。 ③抜歯3年後 治療が順調に進んでいれば、3年後にはほぼ完全に歯間の隙間が埋まります。 インビザラインは歯を少しずつ動かして整えるため、最終的には自然な歯並びに仕上がり、抜歯による隙間は見えなくなります。この段階では、見た目に違和感を感じることはほぼなくなります。 ④歯間が埋まるまでにかかる時間 抜歯した部分が完全に埋まるまでにかかる期間は、一般的に1年から1年半とされています。しかし、歯の移動速度や口内環境によっては、さらに時間がかかることもあります。 特に、上下の歯の幅が合わない場合や、噛み合わせが深い場合は、隙間が埋まりにくくなる可能性があります。 ⑤歯間の見た目を目立たせないコツ 抜歯による歯間の隙間が目立つ場合、対策として「ポンティック」という仮歯をマウスピースに取り付ける方法があります。 これにより、見た目を補いながら治療を進めることができ、歯の欠損が目立たなくなります。また、プラスチック製の仮歯を使うことも可能で、これらの方法で治療中の見た目の心配を軽減できます。 抜歯後の見た目の変化の画像 添付された画像では、抜歯前から抜歯直後、半年後の歯の変化を視覚的に確認することができます。治療中は多少の違和感があるかもしれませんが、最終的には自然な仕上がりになることが期待されます。 治療中は歯間の隙間や見た目が気になるかもしれませんが、適切な対策を講じながら治療を進めれば、長期的にはほとんど気にならない美しい歯並びにすることが可能です。 抜歯前 抜歯直後(左下2EXT) 抜歯半年後 インビザラインの見た目が気になる方は、横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください 治療期間中の見た目が目立たないように歯並びをきれいにしたい方、横浜市瀬谷区や旭区周辺で矯正治療を検討中の方は、ぜひ三ツ境駅前スマイル歯科までご相談ください。 治療期間や治療費用など3ヶ月プラン、6ヶ月プラン、1年プランと複数のプランを3Dシュミレーションでご提案させていただきお好みの治療をお選びいただくことができます! 初回の矯正相談は無料です。Webよりお申し込みができます。 (初回)矯正相談予約はこちら

2024.10.30

インビザライン矯正の平均期間を年齢・症例別に解説!治療期間を短くする方法もお伝えします。

インビザライン矯正の治療期間を正しく知っていますか? 治療期間は年齢や症例によって異なりますが、12歳以下の小児では6ヶ月から18ヶ月、13歳以上では12ヶ月から24ヶ月となることが多いです。 症例毎の治療期間の平均としては、軽度の不正咬合なら3ヶ月から9ヶ月、中程度で9ヶ月から18ヶ月、重度の場合は18ヶ月以上が一般的です。 一人ひとりに合わせたオーダーメイドな治療計画を立てることで、治療期間の短縮が実現できます。この記事では治療期間の詳細と治療期間短縮のためのポイントについてお伝えしていきます。 インビザライン矯正にかかる平均期間 年齢別の矯正期間の目安 小児(12歳以下) 小児の場合は骨の成長がまだ続いているため、治療が比較的早く進むことが多いです。6ヶ月から18ヶ月の期間で治療が完了することが一般的です。 ティーンエイジャー・成人(13歳以上) 13歳以上の場合、治療期間は6ヶ月から24ヶ月です。13歳以上の場合は年齢よりも歯並びのガタガタの程度によって治療期間が大きくかわります。 軽度の不正咬合であれば3~6ヶ月、中等度であれば6~12ヶ月、重度であれば12~24ヶ月となります。詳しくは症例毎の治療期間や概要を後ほど解説いたします。 ちなみに三ツ境駅前スマイル歯科の年齢毎の治療期間の平均データは下記になります。 適切な時期に適切な治療計画を作成することで、短い治療期間で歯並びを整えることができます。これには専門的な知識や技術が必要になりますので、治療期間や治療結果は医院毎に異なります。 12才以下の矯正期間の目安 参考までに、当院では60%以上が9ヶ月以内に治療を完了しています。 13歳以上の矯正期間の目安 13歳以上では、70%以上が1年以内に治療完了しています。 症例別の矯正期間の目安 1.過蓋咬合 治療期間 2〜3年 概要 上の前歯が下の前歯に大きく被さっていて下の歯が見えない状態で、ガミースマイルを併発している場合も多いです。前歯が長すぎたり、奥歯が短すぎることが原因で、噛み合わせが悪くなります。抜歯が必要な場合も多く、完治まで時間がかかります。 2.開咬(口を閉じても上下の歯に隙間ができる) 治療期間 2〜3年 概要 口を閉じても上下の歯に隙間ができる状態です。舌の使い方が原因とされ、癖が残ると治療が長引くことがあります。筋機能療法や抜歯が考慮されます。 3.上顎前突(出っ歯) 治療期間 6ヶ月〜2年 概要 上の前歯が突き出ている状態です。唇を閉じるのが難しく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 4.下顎前突(受け口) 治療期間 機能的要因:1年半〜2年半下顎が大きくしゃくれている場合は外科手術が必要です。手術を必要とする場合は治療期間は3〜4年となります。 概要 下顎が前に出ている状態です。機能的な要因と骨格的な要因があり、外科手術が必要な場合もあります。 5.叢生(乱れた歯並び、ガタガタ) 治療期間 6ヶ月~3年 概要 歯が不規則に生えている状態です。顎が小さくて、歯が大きいことで歯並びが乱れます。ガタガタの程度やスペース不足が軽度な場合は、マウスピース矯正で治療することで短期間で改善が可能です。スペース不足が重度な場合は、抜歯をしてスペースを確保してからワイヤー矯正で治療します。その場合は期間が長くなることが多いです。軽度か重度かの判断は患者自身での判断は難しいので専門家に相談することが必要です。 6.空隙歯列(すきっ歯) 治療期間 6ヶ月〜1年 概要 歯と歯の間に隙間がある状態です。比較的簡単に治療でき、抜歯が不要な場合が多いです。マウスピース矯正の得意とする症例で、比較的短期間で治療可能です。 インビザライン矯正の期間が長引く理由 矯正にあたり抜歯が必要である 矯正にあたり歯を抜く必要がある場合、つまりスペース不足が大きく歯の移動量が多い場合は歯の移動に相応の時間がかかるため、全体の治療期間が長くなります。 歯並びの悪さが重度である 歯並びが重度に悪い場合、歯を理想の位置に移動させるために、より多くのマウスピースが必要になることがあり、その分治療期間が延びます。 虫歯や歯周病の治療が必要である 虫歯や歯周病がある場合、まずそれらの治療を優先する必要があります。これにより矯正治療の開始が遅れ治療期間が延びます。 マウスピースの装着時間が不足している マウスピースを推奨される時間(通常は1日20~22時間)通りに装着しないと、歯の移動が遅くなったり、予定通りの移動が行えないことからマウスピースが不適となります。再度のマウスピース作成が必要になることから治療期間が長引く原因となります。 正しい通院頻度を守れていない 治療期間を短くするためには、患者様が医療者側の提示した治療方針を理解して受け入れ、医療者の指示や自己管理などを守り、実践することが重要です。装着時間や来院頻度の順守などの指示を守らないと、進捗状況の確認や必要な調整が行えず、結果的に治療期間が延びます。 マウスピースを破損・紛失する マウスピースを破損したり紛失したりすると、再作成が必要になり、その間に歯の移動が止まるため、治療期間が延びます。 インビザライン矯正の期間を長引かせない方法 マウスピースの装着時間を守る 推奨装着時間 インビザラインでは、1日20~22時間の装着が推奨されています。この時間を守ることで、歯が適切に移動し、治療がスムーズに進みます。 習慣化 日常生活の中でマウスピースを着ける習慣をつけることが重要です。例えば、食事や歯磨き以外の時間にしっかりと装着しましょう。 マウスピースを破損・紛失しないよう管理する 取り扱いに注意 マウスピースを外す際や保管する際には、慎重に扱いましょう。特に、食事中や飲み物を摂る際は、外したマウスピースを安全な場所に保管することが大切です。 予備の用意 紛失や破損に備えて、予備のマウスピースを作成しておくことも検討すると良いでしょう。 マウスピースの交換時期を守る 指示通りの交換 マウスピースの交換時期は、治療計画に基づいて設定されています。指示されたタイミングでマウスピースを交換することで、歯が予定通りに移動します。 自分で管理 交換日をカレンダーに記入したり、リマインダーを設定するなど、自分で管理することが効果的です。 口腔環境を清潔に保つ 定期的な歯磨き マウスピース装着中でも、食後には必ず歯磨きを行い、口腔内の清潔を保ちましょう。これにより、虫歯や歯周病のリスクを減少させます。 マウスピースの洗浄 マウスピースも定期的に洗浄し、細菌の繁殖を防ぎましょう。専用の洗浄剤やぬるま湯を使って優しく洗うと良いです。 決められた頻度で通院する 定期チェック 定期的な通院を守ることで、歯の移動状況やマウスピースのフィット感を確認し、必要に応じて調整を行うことができます。 治療計画の確認 通院の際には、治療計画についても確認し、自分の進捗を把握することが大切です。 これらのポイントを守ることで、インビザラインの治療期間を効率的に短縮し、スムーズに進めることができます。 インビザライン矯正の期間をさらに短縮するには? 光加速矯正装置を使用する 光加速矯正 特定の装置を使用することで、歯の移動を促進し、治療期間を短縮できる可能性があります。 光のエネルギーを利用して、歯の周囲の骨に働きかけ、歯の移動を加速します。 ワイヤー矯正を併用する ハイブリッド治療 インビザラインと従来のワイヤー矯正を併用することで、特に難しいケースや重度な歯並びの場合に、効率的に歯を動かすことができます。 このアプローチにより、特定の歯の動きが迅速化され、全体の治療期間を短縮できることがあります。 アライナーチューイーを使用する アライナーチューイー マウスピースを正しい位置にフィットさせるための器具です。装着時に噛むことで、マウスピースが歯にしっかりとフィットし、効果的に歯を動かすことができます。 これにより、歯の移動がスムーズになり、治療期間の短縮に寄与します。 これらの方法を検討する際は、必ず担当医に相談し、治療計画に合ったアプローチを選ぶことが重要です。適切な方法を選ぶことで、効率的に治療を進めることができるでしょう。 インビザライン矯正の期間が気になる方は、横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください マウスピース矯正は多くの医院で導入されておりますが、治療期間を短縮する工夫をおこない「治療期間を短く、費用を少なく」という矯正治療を目指している医院はなかなか少ないのが現状です。横浜市瀬谷区や旭区周辺で矯正治療を検討中の方は、ぜひ三ツ境駅前スマイル歯科までご相談ください。 初回の矯正相談は無料です。Webよりお申し込みができます。 (初回)矯正相談予約はこちら

2024.10.30
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