インビザラインで口臭が悪化する?口臭の原因と予防方法を解説 COLUMN

2025.08.01

インビザラインで口臭が悪化する?口臭の原因と予防方法を解説

インビザライン矯正を検討している方の中には、矯正後に口臭が悪化すると聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

口臭は放置するとむし歯や歯周病のリスクもあるため、早めの対策が必要です。今回は、インビザラインによって口臭が悪化することがあるのか、原因や対策などを詳しく解説します。

インビザライン中に
口臭がする原因

口臭の原因

インビザライン中に口臭が悪化する主な原因をご紹介します。

唾液の自浄作用が機能しづらくなる

インビザラインのマウスピースは歯列全体を覆ってしまうため、唾液が行き渡らなくなってしまいます。唾液には食べかすやプラークを洗い流す自浄作用という働きがありますが、唾液が行き渡らないことにより、この作用が得られず、口臭の悪化につながってしまいます。

マウスピースを
きちんと洗えていない

マウスピースがきちんと洗えておらず、汚れが残っていると、カビや細菌の増殖が促され、口臭が強まるリスクが高くなります。マウスピースの洗浄不足は口臭だけでなく、様々な口腔内トラブルやマウスピースの劣化にもつながるので、注意しましょう。

マウスピースに傷がある

インビザラインで使用するマウスピースは、プラスチック製のため、使用しているうちに細かな傷がつきやすいです。また、硬い歯ブラシで強く磨くなどの誤った洗浄方法でもマウスピースの表面が傷つきやすくなります。それらの傷に細菌が付着して繁殖すると、不快なにおいの発生原因となります。

食後にそのまま
マウスピースを付けている

食後、歯磨きをせずにマウスピースを装着すると、歯とマウスピースの間に食べかすが密着した状態になります。そのため、口の中やマウスピースの内側に細菌が繁殖して、口臭の原因となります。むし歯や歯周病といった口腔内トラブルの原因にもなるので、食後にそのままマウスピースを装着することは避けましょう。

インビザラインによる口臭を
放置するリスク

口臭を放置するリスク

インビザライン矯正中の口臭を放置すると、他の口腔内トラブルにつながることがあります。口臭の悪化はマウスピースや口腔内の細菌が繁殖していることが原因なので、むし歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。

矯正中にむし歯や歯周病が進行してしまうと、矯正を一時的に中断して他の治療を優先することもありますので、口臭が悪化していると感じたら放置せずに、早めの対策が必要です。

インビザライン中の
口臭を予防する方法

口臭を予防する方法

インビザライン中の口臭対策をご紹介します。

こまめに水分補給する

インビザライン矯正中は唾液が行き渡りにくく、口腔内が乾燥しやすいです。そのため、こまめに水分補給をして、口腔内を潤すようにしましょう。長時間水分補給ができない場合などは、口腔内用の保湿ジェルや保湿スプレーを活用するのもおすすめです。

食事中はマウスピースを外す

食事をする際は必ずマウスピースを外しましょう。マウスピースを装着したままの食事は、歯とマウスピースの間に食べかすが残ったり、マウスピースに傷がつきやすくなります。それが原因となり、細菌が繁殖して口臭が悪化するほか、マウスピースの変形・破損や、着色にもつながります。

マウスピースを清潔に管理する

マウスピースを正しく洗浄、管理することも口臭対策として有効な方法です。マウスピースは基本的に毎日洗浄します。指や柔らかいブラシを使用して食べかすや汚れを取り除き、流水で丁寧に洗い流しましょう。週1〜2回ほど、専用の洗浄剤を使用することもおすすめです。熱湯やアルコール、研磨剤入りの歯磨き粉や硬い歯ブラシを使用した洗浄は、マウスピースの損傷につながるので注意しましょう。

歯磨きをして口内を清潔に保つ

マウスピースを清潔に管理していても、自身の口腔内が汚れていたら口臭は発生します。歯磨きの際には、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスも活用しましょう。また、外出の際には必ず携帯用の口腔ケア用品を持ち運ぶほか、3〜6ヶ月に1回の頻度で歯科医院での定期検診、クリーニングを受けることも大切です。

口臭を予防する
マウスピースの管理方法

マウスピースの管理

口臭を予防するにはマウスピースを正しく管理することも大切です。食事や歯磨きの際にマウスピースを外したら必ずマウスピースも洗浄するようにしましょう。週1〜2回程度、専用の洗浄剤を使用して洗浄することがおすすめです。

先ほども説明した通り、熱湯やアルコール、研磨剤入りの歯磨き粉や硬い歯ブラシを使用した洗浄は、マウスピースの損傷につながるので控えましょう。洗浄後はしっかりと乾燥させ、カビや雑菌が繁殖しないようにしましょう。ティッシュをケースに敷いてからマウスピースを置き、ケースの蓋を開けたまま乾燥させるのがおすすめです。

マウスピースを外している時間は、マウスピースが傷つくことを防ぐために必ずケースに入れて保管しましょう。

インビザラインによる口臭が不安な方は、
横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください

三ツ境駅前スマイル歯科

今回はインビザラインで口臭が悪化する原因、その対策について解説しました。インビザライン矯正中は唾液量の減少や、普段の口腔ケア、マウスピースの管理方法が口臭悪化に直接関係してしまいます。インビザライン矯正を快適に続けるためには、こまめな水分補給や口腔ケアの見直し、マウスピースの正しい管理方法の実践が大切です。

三ツ境駅前スマイル歯科では、矯正以外にも定期検診やクリーニングなどで患者様のお口の中をトータルサポートいたします。インビザライン矯正中の口臭に不安がある方はぜひ、三ツ境駅前スマイル歯科にご相談ください。

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