2026/02/03

マウスピース矯正で感じるストレス8選。ストレスの原因や対処法を解説

三ツ境駅前スマイル歯科 院長 樋田 秀一

この記事を執筆した人:
三ツ境駅前スマイル歯科 院長 樋田秀一
院長の樋田は、インビザラインをはじめとしたマウスピース矯正に豊富な知識と経験を持つ歯科医師です。昭和大学歯学部卒業後、床矯正・ブラケット矯正・MEAWなど多領域の矯正理論を学び、2019年にインビザライン認定を取得。iTeroによる三次元解析を用いた精密診断と、咬合・骨格を統合的に評価する治療設計に定評があります。
所属学会は、日本小児矯正研究会(指導医)・国際歯周内科学研究会(指導医・理事)など多岐にわたり、科学的根拠に基づく臨床を重視。成長期の顎発育から成人の審美矯正までカバーし、専門性と信頼性の高い医療情報の発信にも取り組んでいます。

マウスピース矯正は目立ちにくく取り外しができる点が魅力ですが、治療を始めてみると装着時間や違和感など、様々なストレスを感じる方も少なくありません。そこで、事前にどのようなストレスが生じるのか、その対策を知っておくことで負担を軽減することができます。

今回は、マウスピース矯正中に感じやすいストレスの例と、無理なく治療を続けるための工夫をわかりやすく解説します。

マウスピース矯正で生じるストレス8選

マウスピース矯正を行う上で生じるストレスについて項目別にご紹介します。 

痛み

マウスピース矯正で生じる痛みの多くは、新しいマウスピースに交換した直後の圧迫感によるものです。この痛みは、歯が動く際に生じるもので、強い痛みではなく、「押されるような感じ」「歯が浮くような違和感」と表現されることが多いです。通常このような痛み・違和感は、数日で慣れてくることが多いとされています。

また、矯正治療により抜歯を行う場合は、抜歯による痛みが一時的なストレスになる場合があります。こちらも、1週間程度で治まってくる場合が多いです。

違和感

矯正開始直後は、マウスピースが装着されることで口腔内の異物感が増し、また喉への刺激になることもあります。さらに、会話の際にも、舌の動きが制限されることで話しづらく、発音が不明瞭になるなど違和感を感じる場面は少なくありません。

しかし、多くの場合は1〜2週間ほどで慣れるため、一時的なものと理解しておくことが大切です。

見た目

マウスピース矯正は透明で目立ちにくいとはいえ、近くで見ると装着していることが分かる場合もあります。人前に出る機会が多い方や、見た目を気にする方にとっては、小さなストレスになることがあります。

また、歯に装着するアタッチメントが気になるケースもありますが、歯に近い色の素材を使用するため、日常生活で大きな支障になることは少ないでしょう。

口腔ケア

マウスピース矯正では、装着前の歯磨きが必須となるため、口腔ケアが手間に感じられることがあります。外出先や忙しいときでも口腔ケア用品を持ち歩き、歯磨きを意識する必要があるため、「すぐに食べられない」「磨く時間を確保しなければならない」といった点がストレスにつながることがあります。

マウスピースのお手入れ

マウスピース自体の洗浄や管理も、慣れるまでは面倒に感じやすいポイントです。毎日ブラシで洗浄し、清潔な状態を保つ必要があるため、管理を怠ると臭いや着色の原因になります。「外したら洗う」「決まった場所で保管する」など、ルールを決めることでストレスを減らしやすくなります。

食事

食事のたびにマウスピースを外す必要がある点も、ストレスの一因です。間食が多い方や、食事が不規則な方は、付け外しが面倒に感じやすくなります。また、外食時に保管場所を気にする必要があることも、心理的な負担になる場合があります。

通院

マウスピース矯正は比較的通院頻度の低い矯正方法ではありますが、それでも2~3ヶ月に一度の通院は必要になります。仕事や学校のスケジュールを調整する必要があり、休みが合わない、予約が取れないといったことがストレスに感じてしまうこともあります。

インビザライン矯正の通院回数についてはこちらもご覧ください

治療期間の長さ

マウスピース矯正は、数か月から数年単位で行う治療です。思ったより期間が長いと感じたときや、途中でモチベーションが下がったときに、精神的なストレスを感じやすくなります。ただし、治療が進むにつれて変化を実感できるようになると、前向きに取り組める方も多いです。

マウスピース矯正で生じるストレスへの対処法

 ここでは、マウスピース矯正で生じるストレスの対処法を項目別にご紹介します。

食事面

マウスピース矯正では、食事のたびに装置を外し、歯磨きをしてから再装着する必要があります。そのため「食事が面倒」「間食しづらい」と感じやすくなります。対処法としておすすめなのは、食事の時間をある程度決めることです。

ダラダラ食べを避け、食事回数を意識することで付け外しの回数が減り、装着時間も確保しやすくなります。また、外食時はケースを必ず携帯することで、心理的な負担も軽減できます。

コミュニケーション面

矯正開始直後は装置の違和感や話しづらさから、人と話すのが億劫になることもあります。

学校や職場での会話、発表の場では特にストレスを感じるかもしれません。この場合は、自宅で声に出して話す練習をするのがおすすめです。

数日〜1週間ほどで舌の動きが慣れ、自然に話せるようになるケースがほとんどです。また、周囲に矯正中であることを伝えておくのも、精神的な負担を減らす方法の一つです。

睡眠面

マウスピースは寝ている間も装着する必要があるため、新しいマウスピースに交換した直後は、装置の違和感や締め付け感などが気になって眠れないというケースもあります。そのような時は、就寝前に新しいマウスピースへ交換することが有効です。寝ている間に違和感に慣れやすく、日中の不快感を軽減できます。

モチベーション面

マウスピース矯正は少しずつ歯を動かすため、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。そのため、本当に歯が動いているのか不安に感じ、モチベーションが下がってしまうこともあります。このような場合におすすめなのが、定期的に歯並びの写真を撮影し、客観的に変化を確認することです。

また、歯科医師に相談し、矯正後のイメージを再確認することも治療に対する前向きな気持ちを保つことにつながります。

痛みの面

マウスピース矯正の痛みは、歯が動く際の圧迫感が主な原因です。強い痛みが長く続くことは少ないものの、不快感がストレスになることはあります。対処法としては、痛みが出やすい時期を把握することが重要です。多くの場合、新しいマウスピースに交換した直後から数日は痛みを生じやすいです。「

痛みは一時的なもの」と理解しておくことで精神的な負担が軽減されます。痛みが強い場合は我慢せず、歯科医院へ相談しましょう。

装着面

マウスピース矯正は1日20〜22時間の装着が必要なため、「装着時間を守れるか不安」と感じる方も多いです。対策としては、スマートフォンのアラームやリマインダー機能を活用して、装着・交換のタイミングを可視化することがおすすめです。

また、食事・歯磨き以外の時間は基本的に装着するルールを決め、日常の行動とセットで習慣化することで、自然と装着時間を確保しやすくなります。

ストレスに感じることがあったとしてもマウスピース矯正がおすすめの人

マウスピース矯正はストレスに感じることも少なくありませんが、それでもマウスピース矯正がおすすめな人をご紹介します。

矯正器具を目立たせたくない人

マウスピース矯正は透明なマウスピースを使用するため、装着しても目立ちにくいことが最大の特徴です。ワイヤー矯正は、歯の表側に金具やワイヤーを装着する方法が一般的であるため、装置が目立ちやすく、普段の会話や写真撮影の際にストレスを感じてしまう方も多いです。

その点、マウスピースは見た目への影響が少ないため、学校生活や職場、接客業など人前に出る機会が多い方でも負担が少なく治療を続けやすいです。矯正中であることを周囲に知られたくない方や、見た目の変化に敏感な方に特におすすめです。

痛みに敏感な人

マウスピース矯正は、歯を段階的に少しずつ動かすため、一度に大きな矯正力のかかるワイヤー矯正と比較しても痛みの少ない矯正方法です。また、金具やワイヤーなどを使用しないため、口の中の粘膜を傷つける心配もありません。

治療に伴う痛みに不安がある方には、おすすめの矯正方法といえます。

マウスピース矯正を検討している方は、横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください 

三ツ境駅前スマイル歯科では、患者様のご要望やご不安をヒアリングし、一人ひとりに合った矯正方法をご提案します。マウスピース矯正をご検討中の方はぜひ、三ツ境駅前スマイル歯科にご相談ください。LINEから新規矯正相談のご予約を承っております。

※LINEでの矯正相談は、横浜市近隣にお住まいの方限定となります

関連記事一覧