2026/02/24

学校生活とマウスピース矯正は両立できる?知っておきたいポイントを紹介

三ツ境駅前スマイル歯科 院長 樋田 秀一

この記事を執筆した人:
三ツ境駅前スマイル歯科 院長 樋田秀一
院長の樋田は、インビザラインをはじめとしたマウスピース矯正に豊富な知識と経験を持つ歯科医師です。昭和大学歯学部卒業後、床矯正・ブラケット矯正・MEAWなど多領域の矯正理論を学び、2019年にインビザライン認定を取得。iTeroによる三次元解析を用いた精密診断と、咬合・骨格を統合的に評価する治療設計に定評があります。
所属学会は、日本小児矯正研究会(指導医)・国際歯周内科学研究会(指導医・理事)など多岐にわたり、科学的根拠に基づく臨床を重視。成長期の顎発育から成人の審美矯正までカバーし、専門性と信頼性の高い医療情報の発信にも取り組んでいます。

授業中や給食の時間、部活動など、毎日の学校生活の中でマウスピース矯正を続けることは本当に可能なのか、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。見た目や痛み、通院の負担に加え、学校に通うからこそ知っておきたいポイントがあります。

今回は、学生生活とマウスピース矯正を両立させるうえで押さえておきたいことや注意点を、わかりやすく整理してご紹介します。

マウスピース矯正と学校生活の両立はできる?

マウスピース矯正は透明で薄いマウスピースを使用するため、目立ちにくく、会話などへの影響も少ないため、授業中も装着したままで問題ありません。食事の際には取り外し可能なので、給食や昼食でも普段通りの食事ができます。

また、従来のワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少なく、部活動への影響も抑えやすい点が特徴です。装着時間を意識し、ケース管理や歯磨きを習慣化することで、学校に通いながら無理なく治療を進めることができます。

マウスピース矯正中の学校生活で押さえたいポイント

マウスピース矯正は、学校生活と両立しやすい矯正方法ですが、日常のちょっとした行動が治療の進み具合やトラブル防止に大きく影響します。ここでは、学校に通いながらマウスピース矯正を行ううえで、特に押さえておきたいポイントを解説します。

マウスピース着用中は水を飲む

マウスピースを装着している間は、基本的に水以外の飲み物は避けましょう。糖分を含むジュースやスポーツドリンク、色の濃いお茶などは、むし歯や着色の原因になる可能性があります。授業中や部活中に喉が渇いた場合は、水をこまめに飲むようにしましょう。水であればマウスピースを外す必要がなく、装着時間を確保しやすいというメリットもあります。

マウスピース矯正中の飲み物についてはこちらもご覧ください

給食・お弁当後は歯を磨いてからマウスピースを着用する

給食やお弁当の後は、歯磨きをしてからマウスピースを装着することが大切です。食べかすや汚れが残ったまま装着すると、むし歯や歯肉炎のリスクが高まります。学校にも口腔ケア用品を常備し、昼食後は必ず歯を磨きましょう。

歯磨きが難しい場合でも、口をゆすいでから装着するだけでも口腔内を清潔に保ちやすくなります。

マウスピースを外すときはケースに保管する

マウスピースを外した際には、必ず専用のケースに入れて保管しましょう。ティッシュなどに包んで置くと、誤って捨ててしまったり、踏んで破損したりする原因になります。学校生活では慌ただしい場面も多いため、ケースをカバンの決まった場所に入れておくと安心です。

マウスピースの装着時間を守る

マウスピース矯正は、1日20〜22時間の装着が推奨されています。学校で外す時間が長くなりすぎると、歯が計画どおり動かず、治療期間が延びてしまうことがあります。食事や歯磨き以外の時間は、マウスピースを装着する意識を持つことが大切です。自己管理が治療結果に直結するため、学校生活の中でも装着時間を意識しましょう。

体育・部活中のマウスピースは基本的に問題ない

基本的に、体育の授業や部活中もマウスピースを装着したままで問題ありません。金具やワイヤーを使用するワイヤー矯正に比べて口の中を傷つけにくく、違和感も少ないため、運動への影響は比較的軽度です。

ただし、激しい接触があるスポーツでは、歯科医師の指示に従って一時的に外す場合もあります。不安がある場合は、事前に歯科医師へ相談しておくと安心です。

学校生活とマウスピース矯正の相性が良い理由

学校生活と矯正治療を両立できるかは、学生本人だけでなく親御さんにとっても気になる点でしょう。マウスピース矯正は、授業や部活動、習い事などの忙しい学校生活とも相性が良い矯正方法として注目されています。ここでは、学生・親御さん双方の視点から、相性がいいとされる理由を詳しくご説明します。

マウスピースが透明で目立ちにくい

マウスピース矯正は透明な装置を使用するため、装着していても気づかれにくいのが大きな特徴です。思春期の学生にとって「見た目」は非常にデリケートな問題であり、矯正装置が目立つことで人前に出るのをためらってしまうケースもあります。

見た目の自然なマウスピースであれば、友人関係や学校行事でも心理的な負担が少なく、親御さんにとっても「学校生活に影響が出にくい」という安心材料になります。

取り外しができる

マウスピース矯正は自分で取り外しができるため、食事や口腔ケアをしやすい点が大きなメリットです。食事への影響もないため、給食やお弁当も普段通り食べることができます。また、食後の歯磨きも普段通り行えるため、むし歯や歯肉炎のリスクを抑えやすくなります。

ワイヤー矯正では特に、磨き残しを心配する親御さんも多いですが、食後の歯磨きも普段通り行えるため、むし歯や歯肉炎のリスクを抑えやすくなります。

装着時の違和感・痛みが少ない

マウスピース矯正は段階的に少しずつ歯を動かすため、強い痛みや違和感が出にくいとされています。痛みで授業や受験勉強などに集中できないといった支障が出る心配が少ない点は、学生本人にとっても親御さんにとっても重要です。

精神的・身体的なストレスを抑えながら治療を進められることは、成長期の矯正において大きなメリットといえるでしょう。

部活動・習い事への影響が少ない

運動部や楽器演奏、ダンスなどの習い事をしている学生にとって、矯正装置の影響は気になるポイントです。マウスピース矯正は口腔内に金属がないため、口腔内の粘膜を傷つけるリスクが少なく、スポーツ時も比較的安心です。

親御さんから見ても、ケガのリスクが低いことは安心材料となり、部活動や習い事を制限せずに済む点は大きな魅力です。

滑舌への影響が少ない

マウスピースはとても薄いため、装着していても発音への影響が少ないとされています。音読や発表、面接練習など、学校生活では「話す場面」が多くありますが、滑舌の変化が少ないことは、本人の自信を保ちやすくなります。人前で話すことに不安を感じにくい点は、学生生活を送るうえで見逃せないメリットです。

ワイヤー矯正より通院頻度が少ない

従来のワイヤー矯正は3〜4週間に一度の通院が必要ですが、マウスピース矯正は通院間隔が比較的長めに設定されることが多く、学校や親御さんのスケジュール調整がしやすい点も特徴です。


部活や塾、親御さんの仕事などで忙しい家庭でも、通院の負担を抑えやすく、長期的な治療でも無理なく続けられます。

学校でマウスピースをなくしたときの対処法

慌ただしい学校生活で、マウスピースを紛失してしまう可能性は低くありません。ここでは、学校でマウスピースを紛失しやすいタイミングや、紛失した際の具体的な対処法について解説します。

なくした可能性のある場所を探す

なくしたことに気づいたら、まずはなくした可能性のある場所を順番に確認しましょう。給食やお弁当の時間に外した場合、机の中・給食袋・カバン・ポケット・ゴミ箱周辺は特に要注意です。ティッシュに包んだまま捨ててしまうケースも多いため、思い当たる場所を早めに探すことが大切です。


マウスピースは「外したら必ずケースに入れる」習慣がないと、紛失リスクが高くなります。なくしやすいタイミングとしては、食事後や部活前後、急いで移動するときが挙げられます。

歯科医院に連絡・相談する

自己判断で装着を中断したり、合わなくなった古いマウスピースを使い続けたりすると、歯が計画どおりに動かず、後戻りや治療期間の延長につながる可能性があります。紛失したマウスピースが見つからない場合は、早めに歯科医院へ連絡し、指示を仰ぎましょう。

歯科医師の指示により、前の段階のマウスピースを一時的に使用したり、再製作を行ったりすることで、治療への影響を最小限に抑えられます。

マウスピース矯正を検討しているものの学校生活に影響がないか不安な方は、横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください

三ツ境駅前スマイル歯科は日本小児矯正研究会指導医が在籍し、学生の方でも安心して治療を行っていただけるように適切な治療方法をご提案します。マウスピース矯正を検討しているものの、学校生活に影響がないか不安に感じている方はぜひ、三ツ境駅前スマイル歯科にご相談ください。LINEから、新規矯正相談のご予約を承っております。

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