インビザラインは届くまでどれくらいかかる?治療開始までの流れを解説

「インビザラインを始めたいけれど、マウスピースはどれくらいで届くのだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
インビザラインは、型取りをしたその日に治療を開始できるわけではなく、精密検査から治療計画の作成、マウスピース製作など、いくつかの工程を経て治療がスタートします。そのため、実際に装着を開始するまでに一定の期間が必要です。
また、お口の状態や治療の内容によっては、治療開始までのスケジュールが変わることもあります。
今回は、インビザラインのマウスピースが届くまでの期間の目安や、治療開始までの流れについて詳しく解説します。
インビザラインが届くまでの流れ
インビザラインは、初診当日に治療を開始するわけではありません。
カウンセリングや精密検査を行い、そのデータをもとに治療計画を作成したうえでマウスピースを製作します。そのため、実際にマウスピースが届いて治療を開始するまでには一定の期間が必要です。
| 流れ | 内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 1.カウンセリング | 歯並びの悩みや希望を確認。 | 当日 |
| 2.精密検査・診断 | レントゲン撮影や口腔内スキャンを実施。治療シュミレーションで治療後の歯並びを確認。 | 精密検査:当日〜1週間 診断:検査から2週間 |
| 3.インビザライン発注・制作 | 治療計画に同意後、インビザライン発注。海外の製造施設で制作される。 | 発注:同意後すぐ 制作:2週間〜3週間 |
| 4.インビザライン到着・治療開始 | 着脱方法や注意事項の説明後に治療開始。 | 到着後すぐ |
1.カウンセリング
インビザライン治療を検討している場合、まずはカウンセリングを受けます。カウンセリングでは、歯並びに関するお悩みや治療への希望について相談できます。
例えば、
・前歯だけを整えたい
・できるだけ目立たない矯正をしたい
・できるだけ短期間で矯正したい
など、気になっていることや希望があれば詳しく伝えましょう。
また、この段階ではインビザライン治療の特徴や治療期間の目安、費用について説明を受けることが一般的です。お口の状態を簡単に確認し、インビザラインが適応できるかどうかの大まかな判断も行われます。
2.精密検査・診断
インビザライン治療を進める場合は、精密検査を行います。精密検査では、口腔内写真や顔貌写真の撮影、レントゲン撮影、口腔内スキャナーによる歯型採得などを実施し、歯並びや噛み合わせ、顎の状態を詳しく分析します。
また、虫歯や歯周病が見つかった場合には、矯正治療の前に治療が必要となることもあります。
検査で得られたデータをもとに治療計画が作成され、専用ソフトを使用して歯の移動をシミュレーションします。治療後の歯並びのイメージを確認しながら、治療内容について説明を受けることができます。
3.インビザラインの発注・製作
治療計画に同意したら、アライナーの製作が開始されます。インビザラインのアライナーは、一人ひとりの歯並びや治療計画に合わせてオーダーメイドで作製されます。
アライナーは海外の製造施設で作製されるため、通常は発注から2〜4週間程度で医院に到着します。ただし、治療計画の修正や追加検査が必要な場合には、さらに時間がかかることがあります。
4.インビザライン到着・治療開始
マウスピースが到着したら、いよいよ治療開始です。初回装着時には、アライナーの着脱方法や装着時間、交換スケジュールなどについて詳しい説明を受けます。また、症例によっては歯の表面にアタッチメントと呼ばれる補助装置を装着することもあります。
その後は決められた期間ごとにアライナーを交換しながら歯を動かしていきます。一般的には、初回カウンセリングから治療開始まで約3〜6週間が目安となりますが、お口の状態によっては前後する可能性があります。
インビザラインが到着して治療が終了するまでの流れ

インビザラインが到着すると、いよいよ矯正治療がスタートします。しかし、マウスピースを装着して歯を動かすだけで治療が完了するわけではありません。計画通りに歯を動かすためには、定期的な通院や治療後の保定期間も重要になります。
ここでは、インビザライン到着後から治療終了までの流れを解説します。
1.インビザラインを装着
アライナーが到着したら、歯科医院で着脱方法や注意点についての説明を受け、治療を開始します。
症例によっては、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる補助装置を装着することがあります。アタッチメントは歯に効率よく力を加えるためのもので、歯の移動をサポートします。
インビザラインは1日20〜22時間以上の装着が推奨されており、食事や歯磨き以外の時間は基本的にアライナーを装着する必要があります。また、一定期間ごとに新しいアライナーへ交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。
2.通院
治療中は定期的に通院し、歯の動きや装置の適合状態などを確認します。
通院頻度は歯科医院や症例によって異なりますが、一般的には1~3ヶ月に1回程度です。計画通りに歯が動いているか、虫歯や歯周病などのトラブルが起きていないかをチェックし、必要に応じて治療計画の調整を行います。
歯の動きが予定と異なる場合には、追加のマウスピースを製作する「リファインメント」が必要になることもあります。定期的なチェックを受けることで、治療の精度を保ちながら理想的な歯並びを目指すことができます。
3.リテーナーの装着・保定期間
歯並びが整った後は、保定期間に入ります。
矯正治療で動かした歯は、もとの位置へ戻ろうとする性質があるため、治療終了後すぐに装置を外してしまうと「後戻り」が起こる可能性があります。そのため、リテーナー(保定装置)を装着し、歯並びを安定させることが重要です。
保定期間は治療期間と同程度、あるいはそれ以上になることもあります。歯科医師の指示に従ってリテーナーを使用することで、整えた歯並びを長期間維持しやすくなります。
このように、インビザライン治療はマウスピースの装着だけで終わるわけではなく、定期的な通院や治療後の保定期間まで含めて完了となります。理想的な歯並びを維持するためにも、治療終了後の管理までしっかり取り組むことが大切です。
▶インビザライン治療の流れについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
インビザラインを発注してからの製造期間と配送までの流れ

作成された治療計画に同意すると、インビザラインの発注手続きが行われます。その後、治療計画のデータはインビザラインの提供元であるアライン・テクノロジー社へ送信され、マウスピースの製作が開始されます。
インビザラインのアライナーは既製品ではなく、患者様ごとに製作されるオーダーメイドの装置です。治療計画に基づき、治療の各段階で使用する複数枚のマウスピースがまとめて製造されるため、高い精度で歯の移動をコントロールすることができます。
製作されたアライナーは海外の製造施設から日本の歯科医院へ配送されます。一般的には発注から医院への到着まで2〜4週間程度が目安とされています。マウスピースが医院へ到着した後は、装着方法や注意事項の説明などを受け、治療開始となります。
インビザラインが届くのに時間がかかるケース

インビザラインのアライナーは、通常であれば発注後2〜4週間程度で歯科医院へ到着しますが、患者様のお口の状態や治療の進め方によっては、治療開始までにさらに時間を要するケースがあります。
例えば、精密検査の結果、虫歯や歯周病の治療が必要と判断された場合には、それらの治療を優先して行うことがあります。また、抜歯を伴う矯正治療では、抜歯後の治癒を待ってから治療を開始するケースもあります。
さらに、治療計画の内容について歯科医師と患者様の間で調整を行う場合や、追加の検査が必要になった場合には、発注までの時間が長くなることがあります。
そのため、インビザライン治療を検討している方は、アライナーの製作期間だけでなく、治療開始までに必要な準備期間も考慮してスケジュールを立てることが大切です。
再スキャンや治療計画の変更から、マウスピースが届くまでの日数

インビザライン治療中に歯の動きが計画通りに進まなかった場合や、より理想的な歯並びを目指して治療計画を見直す場合には、再スキャンや追加の治療計画作成が必要になることがあります。
再スキャンを行った後は、新たに取得したデータをもとに治療計画を作成し、患者様の確認・同意を経てアライナーの再製作が行われます。
そのため、再スキャンから新しいアライナーが医院へ到着するまでには、一般的に2〜4週間程度かかることが多いです。また、治療計画の修正内容が大きい場合には、歯科医師とアライン社との間で調整が行われるため、さらに時間を要することがあります。
新しいアライナーが届くまでの期間は、現在使用しているアライナーを継続して装着するケースが一般的です。歯の後戻りを防ぎ、次の治療段階へスムーズに移行するためにも、歯科医師の指示に従って装着を続けましょう。
インビザライン治療をスムーズに進めるためのポイント

インビザライン治療は、歯科医師による適切な診断だけでなく、患者様ご自身の協力度も治療結果に大きく影響します。治療開始前から準備を整えておくことで、矯正治療をスムーズに進めやすくなります。
ここでは、治療をスムーズに進めるために気をつけるべきポイントを詳しく解説します。
口腔ケアを徹底する
インビザライン治療中はマウスピースを長時間装着するため、お口の中が汚れた状態のままだと虫歯や歯周病のリスクが高まります。虫歯や歯周病が進行すると、治療の一時的な中断や追加処置が必要になる場合もあります。
その結果、治療計画の変更やマウスピースの再製作につながる可能性もあるため、注意が必要です。
毎日の歯磨きやフロスを丁寧に行うだけでなく、マウスピースのお手入れや保管方法にも気をつけることで、お口の中の健康を維持しながら治療を進めることができます。
虫歯や歯周病などは先に治療しておく
インビザラインを開始する前に、虫歯や歯周病などのトラブルが見つかった場合には、先に治療を済ませておくことが大切です。歯の形態が変化するような治療を矯正後に行うと、すでに製作されたマウスピースが合わなくなる可能性があります。
また、歯周病によって歯を支える歯ぐきや骨の状態が不安定な場合には、安全に歯を動かせないこともあります。事前にお口の環境を整えておくことで、治療開始後のトラブルを減らし、予定通りに矯正を進めやすくなります。
▶インビザラインと虫歯治療の関係について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
インビザラインの治療実績が豊富な歯科医院を選ぶ
インビザラインはデジタル技術を活用した矯正治療ですが、治療計画の作成や経過観察には歯科医師の知識と経験が欠かせません。
治療実績が豊富な歯科医院では、さまざまな症例への対応経験が蓄積されているため、治療中の体制なども含めて歯科医院を選ぶことが大切です。信頼できる歯科医院で治療を受けることが、満足度の高い矯正治療につながります。
インビザラインに関して不安がある方は、横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください

今回は、インビザラインが届くまでの過程や期間について解説しました。インビザラインは精密検査を行ったその日に治療を開始できるわけではなく、検査・診断、治療計画の作成、マウスピースの製作といった工程を経て治療が始まります。
治療開始前に虫歯や歯周病などのトラブルが見つかった場合や、再スキャン・治療計画の変更が発生した場合には、治療開始までに期間が長くなることもあります。
治療を検討している場合は、希望する時期から逆算して早めに相談することが大切です。
三ツ境駅前スマイル歯科では、患者様一人ひとりの歯並びや噛み合わせ、お悩みに合わせて、無理のない治療計画をご提案しています。
また、当院では矯正相談を実施しており、ご来院が難しい方にはLINEやオンラインでのご相談にも対応しています。新規矯正相談のご予約は当院公式LINEより承っておりますので、「まずは相談だけでもしてみたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。