プレオルソの費用はいくら?保険適用の有無や追加費用が発生するケースを解説

この記事を執筆した人:
三ツ境駅前スマイル歯科 院長 樋田秀一
院長の樋田は、インビザラインをはじめとしたマウスピース矯正に豊富な知識と経験を持つ歯科医師です。昭和大学歯学部卒業後、床矯正・ブラケット矯正・MEAWなど多領域の矯正理論を学び、2019年にインビザライン認定を取得。iTeroによる三次元解析を用いた精密診断と、咬合・骨格を統合的に評価する治療設計に定評があります。
所属学会は、日本小児矯正研究会(指導医)・国際歯周内科学研究会(指導医・理事)など多岐にわたり、科学的根拠に基づく臨床を重視。成長期の顎発育から成人の審美矯正までカバーし、専門性と信頼性の高い医療情報の発信にも取り組んでいます。
お子さまの矯正を検討する際、「プレオルソはどのくらい費用がかかるの?」「装置代以外にも費用が必要?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
プレオルソは、一般的な矯正治療とは異なる特徴を持つ一方、費用は治療を行う歯科医院や治療内容、期間などによって異なります。また、装置代だけでなく診療や調整、検査などに費用がかかる場合もあります。
今回は、プレオルソの費用の目安や保険適用の有無、追加費用が発生するケースなど、治療を始める前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
プレオルソの費用

プレオルソの料金体系には、主に「初期費用」と「継続費用」があります。
初期費用として装置代や検査・診断料などが必要となり、継続費用として治療中の診察料や調整料などがかかる場合があります。一方で、これらをまとめて治療費として設定している歯科医院もあります。
プレオルソの費用は、歯科医院によって異なりますが、一般的には数万円~10万円前後が目安とされています。
ただし、治療の目的やお口の状態、治療期間などによって費用は変わるため、一律にいくらとはいえません。
そのため、プレオルソを検討する際は、治療期間や通院回数、装置の追加・交換が必要になった場合の費用など、治療開始から終了までに必要となる費用の総額をあらかじめ確認しておくと安心です。
初期費用
治療を開始する際は、まずお子さまの口腔内の状態を確認するための検査・診断を行う場合が多くあります。検査結果をもとに、プレオルソが適しているか、どのような治療が必要かを歯科医師が判断し、治療方針を決定します。
その後、治療を開始する場合には、プレオルソの装置代が必要になります。歯科医院によっては、検査・診断料と装置代を別々に設定している場合もあれば、治療費としてまとめている場合もあります。
そのため、治療を始める前に、検査・診断と装置代がそれぞれいくらかかるのか、また、別途費用が必要となる項目がないかを確認しておくことが大切です。
継続費用
治療中は、定期的な診察や調整、口腔習癖やお口周りの筋肉の使い方の確認などを行います。そのため、通院ごとに診察料や調整料が必要になることがあります。
また、装置の破損や紛失、治療状況に応じた装置の追加などで別途費用が発生する場合もあります。治療中に発生する追加費用に関しても、治療前に確認しておきましょう。
プレオルソで追加費用が発生するケース

プレオルソの治療費は、歯科医院によって料金体系が異なります。治療開始時の費用だけでなく、治療中に装置の再製作や口腔内の治療、治療期間の延長などが必要になった場合、追加費用が発生することがあります。
ここでは、追加費用につながる可能性がある代表的なケースを3つご紹介します。
プレオルソの紛失・破損
プレオルソは取り外しのできる装置のため、使用中に紛失したり、誤って踏んで変形したり、噛んで破損したりすることがあります。
装置を紛失・破損した場合、十分な効果を得ることができなくなる可能性があるため、そのまま使用することが難しく、治療を継続するために装置を再製作する必要があります。
歯科医院によっては、再製作にかかる費用が治療費に含まれていない場合があるため、別途費用が発生する可能性があります。治療開始前に、紛失・破損した場合の再製作に費用がかかるかどうかを確認しておきましょう。
お子さまが装置を管理する場合は、保護者の方も定期的に装置の状態を確認し、破損や変形などがないか確認することが大切です。また、取り外した際には専用ケースに保管するなど、紛失や破損を防ぐための習慣を身につけておきましょう。
口腔トラブルの治療
プレオルソによる治療を進める中で、むし歯や歯周炎等の口腔トラブルが見つかった場合には、その治療が必要になることがあります。
これらの治療は、プレオルソそのものの費用とは別に、一般の歯科診療として費用が発生する場合が多いです。また、口腔内の状態によっては、トラブルの治療を優先してプレオルソの使用を一時中断することがあります。
プレオルソを効果的に使用するためにも、治療中は定期的な歯科検診を受け、お口の状態を確認することが大切です。
治療期間の延長
プレオルソは、決められた装着時間を守りながら継続して使用することが重要です。しかし、装着時間が不足していたり、治療の進み方に個人差があったりすると、予定していた期間よりも治療が長くなる場合があります。
治療期間が延長した場合、歯科医院の料金体系によっては、追加の診察料や調整料が必要になることがあります。また、成長や歯の生え変わりなどによって治療計画の変更が必要となり、別の矯正装置を併用するケースでは、追加の費用が発生する可能性もあります。
そのため、プレオルソを始める際には、装置代だけでなく、治療期間が延長した場合や別の装置が必要になった場合の費用についても確認しておくことが重要です。
プレオルソの費用は保険適用される?

プレオルソを含む矯正治療は、原則として健康保険の適用外となり、自費診療です。歯並びや噛み合わせを整えることを目的とした矯正治療は、一般的なむし歯や歯周病の治療とは異なり、基本的な公的健康保険の対象にはなりません。
ただし、先天的な疾患による咬合異常や、顎の骨格的な異常に対する外科的矯正治療など、一部のケースでは保険が適用される場合があります。適用条件や対象となる医療機関が定められているため、詳しくは歯科医院で確認しましょう。
また、装置代だけでなく、検査・診断料や定期的な診察・調整料なども自費となる場合があります。治療を始める前に、治療に必要な費用の総額や料金体系を確認しておくと安心です。
プレオルソは医療費控除の対象になる?
プレオルソの治療費は、治療の目的や内容によって、医療費控除の対象となる可能性があります。
医療費控除では、発育段階にあるお子さまの成長を妨げないために必要とされる矯正治療などは、医療費控除の対象として認められる場合があります。一方で、見た目を整えることを主な目的とした治療は対象外とされることもあります。
そのため、プレオルソの費用について医療費控除を申請する場合は、お子さまの年齢や治療の目的、治療内容などによって取り扱いが異なる可能性があるため、個別に確認することをおすすめします。
医療費控除を受ける可能性がある場合は、治療にかかった費用の領収書や診療明細書が必要になるため、大切に保管しておきましょう。また、通院にかかった交通費も控除の対象となる場合があるため、公共交通機関を利用した際の交通費などについても日付や金額を記録しておくと安心です。
プレオルソの費用を抑えるポイント

プレオルソの治療費は、歯科医院によって料金体系や治療内容が異なります。そのため、装置代だけを比較するのではなく、検査・診断料、治療期間中に必要となる費用などを含めて、全体の費用を確認することが大切です。
また、治療期間や通院回数、治療後の対応などによっても、最終的にかかる費用は変わる可能性があります。ここでは、プレオルソにかかる費用を抑えるポイントをご紹介します。
複数の歯科医院でカウンセリングを受ける
プレオルソの治療費を比較する際は、複数の歯科医院でカウンセリングを受け、治療内容や料金体系を確認することも一つの方法です。
プレオルソは自費診療となることが一般的で、歯科医院によって費用や料金体系が異なります。検査・診断料、装置代、診察・調整料などの設定が異なるほか、治療費に含まれる項目や追加費用の有無にも違いがあります。
そのため、「装置代が安い」という理由だけで判断すると、治療全体にかかる費用が想定より高くなる場合もあります。
カウンセリングでは、治療に必要となる費用の項目や総額の目安、追加費用が発生する可能性があるケースについて確認しておくとよいでしょう。さらに、治療期間の目安や通院頻度、装置の調整・交換が必要になった場合の費用も確認しておくと、治療開始後の費用をイメージしやすくなります。
また、費用だけではなく、お子さまのお口の状態に合った治療方法を提案してもらえるか、治療内容について十分な説明を受けられるかなども、歯科医院を選ぶうえで重要なポイントです。
追加費用が発生するか確認する
プレオルソの治療費を確認するときは、治療開始時に提示された費用だけでなく、治療中に追加費用が発生する可能性についても確認しておきましょう。
たとえば、プレオルソを紛失・破損した場合の再製作費用や、治療期間が延長した場合の追加の調整料などが別途必要になることがあります。また、歯並びや噛み合わせの変化によって、プレオルソ以外の矯正装置を使用する場合には、新たな費用が発生する可能性もあります。
歯科医院によって費用に含まれる内容や追加料金の設定は異なるため、「治療開始後にどのような費用が発生する可能性があるのか」を事前に確認しておくことが大切です。
治療中は歯科医師の指示を守る
プレオルソは、決められた装着時間や使用方法を守りながら継続することが重要です。装着時間が不足したり、誤った方法で使用したりすると、期待した変化が得られにくくなり、治療期間が長くなる可能性があります。
また、装置を正しく管理することも大切です。取り外した際は専用ケースに保管し、紛失や破損を防ぎましょう。お子さまが装置を管理する場合も、保護者の方が定期的に装置の状態を確認し、破損や変形がないかチェックしておくと安心です。
装置を適切に使用できているか、装着方法に問題がないかなどについては、定期的な診察で確認してもらいましょう。お子さまだけでなく、保護者の方も治療の進み具合や装置の使用状況を把握しておくことで、問題が生じた場合にも早めに歯科医院へ相談しやすくなります。
治療中は歯科医院から指示された装着方法や装着時間を守り、定期的な診察を受けることで、お口の状態に合わせて適切に治療を進めやすくなります。結果として、治療の長期化や装置の再製作など、想定外の費用が発生するリスクを抑えることにもつながります。
プレオルソの費用について詳しく知りたい方は、横浜市瀬谷区の「三ツ境駅前スマイル歯科」にご相談ください

今回は、プレオルソの費用や追加費用が発生するケース、費用を抑えるためのポイントについて解説しました。
プレオルソは自費診療となることが一般的で、歯科医院によって料金体系や治療内容が異なります。そのため、装置代だけで判断するのではなく、検査・診断料や診察・調整料などを含め、治療全体にかかる費用を確認することが大切です。
三ツ境駅前スマイル歯科では、一般社団法人日本小児矯正研究会の指導医である院長が、お子さまのお口の状態や成長発育を確認し、一人ひとりに合わせた治療計画をご提案します。
新規矯正相談は、公式LINEからご予約いただけます。また、ご来院が難しい方向けに、オンラインでの相談にも対応しています。
「プレオルソにはどのくらい費用がかかるのか知りたい」「子どもの歯並びにプレオルソが適しているのか相談したい」など、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。